乳がん精密検査①

乳がん治療

先生との問診

がんセンターで予約が取れたのは、電話をしたほぼ1か月後。
この日は、紹介状の内容を見ながら先生の診察。
先生は50代後半の女性。
小柄で優しそうな方でした。
市の健診結果では画像などが無いため、がんセンターで再度マンモグラフィと+エコー検査もすることに。
看護師さんに説明を受け検査場所へ移動です。

マンモグラフィ検査

まずはマンモから。
更衣室で検査着に着替え検査室へ。
技師さんは女性、ちょっと安心♪
さすがにマンモの技師さんに男性は居ないか…と思いつつ検査着を脱いで機械の前に立ちます。
経験のある方ならお分かりかと思いますが、容赦しないタイプとちょっと控えめな方っていますよね?今回はキングオブ容赦しないタイプ~!の方でした。
再検査ですからね。。。
そりゃそうだけどお胸さん…ちぎれるかと思いました。
でもね、「ごめんね~痛いよね~もうちょっとだからね~うん上手だね~」ってずっと声をかけてくれて気持ち的には今までで一番素敵な技師さんでした。
こんな小さなことでも患者からしたらありがたいことなのです。
15分程度で上下からと左右からの両胸の検査を無事終了。
終了後は気持ち的に前かがみになり、一気に30歳は歳を取った歩き方になりました。
それにしてもイタイ…

エコー診断

乳がん検査でエコーは初めてでした。
またまた技師さんは女性!ありがたいな~と思いつつ入室。
カーテン越しに上半身の洋服を脱いでカーテンを開けたら技師さんがタオルを持って待っていてくれて恥ずかしくないようにタオルを巻いてくれました。
検査中もエコーをしてない方のお胸さんにはタオルをかけてくれました。
照明を落としヒーリング音楽が流れる中の検査で緊張もほぐれて最後の方にはウトウトしてしまいました~(;^ω^)

それでも画像を取る音が聞こえる度に不安になります。
何かあるのかな…
腫瘍でもあったのかな…
良くないことを色々考えちゃいます。

検査時間は20分ぐらいでした。
着替えの前に温かいおしぼり2本と箱ティッシュを渡されジェルを良く拭き取ってくださいね!と言われ検査終了。
なんか緊張しちゃってササっと拭いちゃったけど温かくて気持ち良かったし、終わったんだなって思ってホッとしました。

でもその場で結果は教えてくれないし、何の説明もなく終了するのでモヤモヤを抱えたまま退出。
この時はまだこの後の先生の診察まで時間があったので早く帰りたいな~なんて簡単に考えていました。

検査結果

簡単に昼食を済ませ午後から先生の診察。
診察室には先ほど撮影したマンモの画像が…

先生:ん~やっぱり怪しいわね~
おしるこ:どんな感じですか?

先生:ここに写ってる白く点点点ってなっている所あるでしょう?
   これが石灰化ね~
おしるこ:あ~なるほど!

先生:こっちはエコーね。
   石灰化ってエコーは得意じゃないのね。
   だから良く映ってないのよね…
   これは、細胞を取って調べないと、がんかどうかが判断できないから
   石灰化の部分に針を刺して細胞を取る検査をさせてください。
おしるこ:ええええええ~~~~!

先生:石灰化した部分は見ての通り小さいので、その部分に直接針を刺すことができません。
   しこりなら直接刺せるんだけどね。
   なので、乳がんの検査の中で一番大変と言われてる針生検をすることになります。
   この検査は、マンモかエコーで場所を確認しながら行います。
   おしるこちゃんの場合はエコーで確認ができないので、局部麻酔をして
   マンモをやりながら針を刺す角度や深さを計算しながら太い針を入れて細胞を取ります。
   2mmぐらいの太さで5cmぐらいの長さのものを5~6本取り検査します。
   きちんと石灰化が取れたかを確認しながら行うので検査は1時間程度かかるし、
   その間、ピクリとも動いたらダメなの。
   だからキツイの…
   検査の途中で具合が悪くなっちゃう人もいるのよ…
   だから頑張ってね!具合が悪くなったら検査の先生に言うのよ?

というようなやり取りの後、先生は検査の予約をその場でPCに入力してあっという間に予約完了!
10日後の恐ろしい検査に複雑な思いでした。
それでも私は、まだ大丈夫だろうと楽観視していました。

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